タイルカーペットの厚み問題解決!見切り材、折戸は「〇〇」で突破

タイルカーペット施工の難所!建具との賢い取り合い術
タイルカーペットやパネルカーペットは、手軽に敷けてデザインも豊富なので人気ですが、いざ施工となると悩ましいのが建具との関係、特にドアやクローゼットの扉との干渉です。
今回は、実際に遭遇した建具とのシビアな取り合いを、どのようにクリアしたのか、具体的な解決策と事例写真でご紹介します!
1. 部屋の「開き戸」は【見切り材】でスマートに解決
お部屋の出入口にある開き戸の下は、カーペットの厚みでドアが開かなくなる可能性がある、最も注意が必要な箇所の一つです。
❌ 発生した問題
そのままタイルカーペットを敷くと、ドアの開閉時にカーペットの表面や端が擦れてしまい、最悪の場合、ドアが開かなくなってしまいます。
✅ 解決策:【見切り材】の活用
今回は、ドアの開閉に支障がないギリギリのラインでカーペットを止め、その境界に見切り材(アルミ製や木製などの段差解消材)を使用しました。
- ドア下クリアランスの確保: ドアがスムーズに動くよう、必要な隙間を確保。
- 端部の保護と見た目の向上: 見切り材を使うことで、カーペットの切断面を隠し、見た目もスッキリと美しく、さらに端がめくれるのを防いでくれます。

💡 見切り材の選び方: 既存の床材やドアの色に合わせて選ぶと、統一感が出てより自然な仕上がりになります。
2. 「クローゼットの折戸」は【高さ調整】で干渉を回避!
次に厄介なのが、レール式で開閉するクローゼットの折れ戸(折戸)です。このタイプは、ドアの底面がわずかにカーペットと接触しやすい構造になっています。
❌ 発生した問題
タイルカーペットを敷くと、折戸の開閉時に、特に扉をたたむ際に底面がカーペットに擦れ、動きが重くなったり、カーペットが傷ついたりしました。
✅ 解決策:【折戸の高さ調整】でギリギリを攻める
この折戸は幸いにも、扉本体を上部に少しだけ持ち上げられる調整機能がついていました。
- 上部調整でクリアランス確保: 扉の蝶番やレール接続部を調整し、扉全体を数ミリだけ上に上げることで、タイルカーペットの厚みを吸収する隙間を作ることができました。
- ギリギリを攻める: わずかな調整で済んだため、折戸を交換したり、カーペットを切断したりする必要がなく、クローゼットの見た目を損なわずに解決できました。
💡 調整のポイント: 調整は微細な作業です。やりすぎるとレールから外れたり、扉の上部に隙間ができすぎたりするので、少しずつ試すのがコツです。
まとめ:建具との取り合いは【事前確認】と【工夫】が重要
タイルカーペットやパネルカーペットの施工では、床の仕上がりだけでなく、既存の建具が問題なく機能するかまでを考慮に入れる必要があります。
今回の事例のように、開き戸には見切り材、折戸には調整機能を活用することで、難しい建具周りの施工も美しく機能的に仕上げることが可能です。
これからタイルカーペットの施工をお考えの方は、ぜひご自宅の建具(ドア、クローゼットの扉、引き戸など)がスムーズに動くか、事前に確認してみてください。もし不安があれば、専門の施工業者に相談することをおすすめします!
いかがでしたか? ぜひ今回の事例を参考に、快適なカーペットライフを楽しんでくださいね。
♪【施工事例】リビングカーペット張り替えが半額?安さの秘密とお客様の声
浜松市中央区(もと浜松市南区)事務所内装リフォーム工事です。内装デザイン、タイルカーペットもお洒落に張替
BEFORE 施工前

浜松市中央区のマンションの東リパネルカーペット施工中写真
AFTER 施工後

浜松市中央区のマンションにパネルカーペットを施工したAFTER写真
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