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磐田市のお客様事例:タイル張りトイレを予算内で快適空間へリフォーム

磐田市のお客様事例:タイル張りトイレを予算内で快適空間へリフォーム

上野 勲 Isao Ueno

1. 磐田市のお客様の切実な願い:「古いタイル床を根本から変えたい!」

 

磐田市内で中古住宅を購入されたK様。平屋の家の立地や間取りにはご満足いただいていたものの、築年数の経過したトイレの床一面に敷かれた古いタイルが大きな悩みでした。

「冬場は足元が本当に冷たいんです。しかもタイル自体が気になって…。どうせリフォームするなら、上から貼るだけではなく、冷たさやメンテナンスの面からもタイルを根本から撤去して、フラットで温かい床にしたい

K様のご要望は、単なる見た目の変更に留まらず、**「快適性」「バリアフリー」**の視点からも、タイルの存在そのものを解消することでした。しかし、タイルを解体・撤去するとなると、費用や工期が心配になるものです。

そこで私たちは、**「3cm厚タイルを完全解体し、下地から刷新する」**という手間のかかる工程を、全体予算を抑えつつ実現するためのリフォームプランをご提案しました。


 

2. 施工前の課題:タイルの「厚み」と「冷たさ」がもたらす問題点

 

K様邸のトイレは、一般的な住宅で見られる古いタイル床。タイルとモルタル下地3cmその下にベニヤで構成されていました。

 

2-1. 既存タイル床の主な問題点

 

  • 冷たさの元凶: 陶器質のタイルは熱伝導率が高く、冬場は冷気が足元から伝わり、トイレに行くのが億劫になるほどの不快感をもたらしていました。
  • 清掃性の悪さ: タイルの表面は水に強いものの、目地(タイルとタイルの間の溝)に尿石やカビが溜まりやすく、日々の掃除が非常に大変でした。

この問題を根本的に解決するには、タイルを上から覆い隠すのではなく、すべて撤去し、下地からやり直すことが必須でした。


 

3. リフォームの肝!「完全解体」と「下地補強」の専門工事

 

今回のリフォームで最も重要な工程は、古いタイルとモルタル下地の解体・撤去、そしてその後の下地補強です。この作業を丁寧に行うことで、新しい床の耐久性と仕上がりの美しさが決まります。

 

3-1. 【工程①】3cm厚タイル・モルタル層の解体・撤去

まず、新しい便器を設置するために、既存の便器を取り外します。その後、電動工具(ハツリ機など)を使用して、3cmの厚みがある硬いタイルとモルタル下地を細かく砕きながら、すべて撤去します。

  • 専門技術の必要性: この作業は騒音・粉塵が発生し、重労働かつ専門的な技術が必要です。下地のコンクリート層や配管を傷つけないよう、慎重に作業を進めます。
  • 産業廃棄物処理: 撤去した大量のタイルやモルタル(産業廃棄物)を適切に分別し、処分場へ運搬する費用も発生します。上貼り工法に比べ、費用と工期が増す要因ですが、段差解消のためには避けて通れません。

 

3-2. 【工程②】下地補強とベースコンパネの上張り

タイルを撤去した後の床下は、ベースコンパネが露出した状態になります。

  1. レベル調整(高さ合わせ): 廊下の床高とトイレの床高がフラットになるように、根太の高さを精密に調整します。これで、つまずきの原因だった3cmの段差が解消されます。
  2. ベースコンパネの上張り: 調整された根太の上に、**構造用コンパネ(合板)**を隙間なくしっかりとビスで固定して貼り付けます。これにより、強固で平滑な新しい床の下地が完成します。

このコンパネ下地が、新しい便器とクッションフロアを支える**「温かく、平らで、強い床」**の土台となります。


 

4. 予算と快適性の両立を実現する「クッションフロア仕上げ」

 

強固な新しい下地が完成したら、いよいよ仕上げです。

K様の「予算内で快適な床にしたい」というご要望に応えるため、仕上げ材にはコストパフォーマンス機能性に優れた**クッションフロア(CF)**を採用しました。

 

4-1. クッションフロアを採用した3つの理由

 

  1. 優れた温もりとクッション性: 表面が塩化ビニール層、中間層が発泡層でできているCFは、タイルのようなひんやり感がなく、足元に優しく温かい感触をもたらします。
  2. 抜群の清掃性: 継ぎ目がほとんどなく、防水性・防汚性が高いため、尿ハネや水滴もサッと一拭きでOK。カビやニオイの原因となる目地汚れの心配が一切なくなります
  3. 予算削減: タイルやフロアタイル、複合フローリングなどに比べて材料費が安価です。高額になりがちなタイル解体工事費を捻出しつつ、全体の予算内に収めるための最適解でした。

K様には、清潔感があり、水濡れが目立ちにくい淡いグレーの石目調クッションフロアをお選びいただきました。これにより、古い印象だったトイレが、明るくモダンな空間へと一新されました。


 

5. 施工完了:安全・快適・清潔なトイレ空間へ

 

 

施工結果のハイライト

 

  • 足元の温もり: 冷たさの元凶だったタイルがなくなり、冬でもヒヤッとしない快適な床に変わりました。
  • 最新節水トイレの導入: 最新節水型トイレを設置し、水道代の節約と清掃性向上も同時に実現しました。

タイル解体・下地補強という手間と費用がかかる工事が含まれましたが、床の仕上げ材と便器のグレードを工夫することで、K様のご希望された予算内で全ての工事を完了することができました。

当社からの強いおすすめもあり天井と壁のクロスも貼替させていただきました。
すべてサービスという訳にはいきませんが、ほんの少しのプラスアルファーで満足度が違います。


 

6. 【費用と工期】タイル解体リフォームの目安(磐田市周辺)

 

今回のK様邸のように、**「タイルを解体し、下地から作り直す」**工事は、上から貼るだけの工事とは費用が大きく異なります。

 

タイル解体を伴うトイレリフォームの費用目安

 

項目 工事内容 費用相場(目安)
便器交換一式 最新節水トイレ(本体+脱着・設置費用) 15万円~25万円
タイル床解体 3cm厚タイル・モルタル層の解体・撤去・廃材処分 3万円~8万円
下地補強・作成 根太補強、ベースコンパネ上張り、レベル調整 2万円~5万円
内装仕上げ クッションフロア張り、防カビクロス(壁・天井)張り替え 2万円~3万円
合計 (工事内容全体) 22万円~41万円

注:上記は一般的な目安であり、既存建物の構造や配管の状態、採用する便器のグレードによって変動します。

 

工期の目安

 

  • タイル解体・下地補強を伴うリフォーム: 2日~3日

タイル撤去後の下地作成に時間を要するため、便器交換のみの工事(半日~1日)と比較すると、工期は長くなります。


 

7. まとめ:磐田市のタイル床リフォームは「根本解決」が重要

 

中古住宅のトイレの**「タイル床」問題は、見た目の古さだけでなく、「冷たさ」「段差」「清掃性」といった住まいの快適性、ひいては安全性**に関わる重要な問題です。

特に厚みのあるタイル床の場合、「上貼り」で済ませてしまうと段差がさらに高くなるリスクがあります。K様のように、タイルを完全に解体・撤去し、下地から補強してフラットなクッションフロアで仕上げる工法こそが、将来にわたって後悔のない、真の快適空間を実現する最善の方法です。

磐田市でタイル床のトイレリフォームをご検討中なら、解体・下地補強といった構造に関わる工事に精通した専門業者にご相談ください。当社は、お客様の予算とご要望に合わせて、最適な工法と設備をご提案いたします。

タイル床の悩みから解放され、安全で温かいトイレで快適な暮らしをスタートしませんか?

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BEFORE施工前

磐田市のタイル張りのトイレリフォーム施工前

AFTER施工後

床のクッションフロアーのおかげで壁のタイルの色も違って見えますね。

静岡県浜松市住吉3丁目8-16

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