親孝行なクライアント様 不安要素を取り除いたトイレへ
![上野 勲 Isao Ueno](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2016/12/boss-100x100.jpg)
こんにちは!
今回は、とっても親孝行なクライアント様の施工事例をご紹介します。
年配のご両親が住んでいる家のトイレを、使いやすくしてあげたいとのご依頼でした。
こちらがリフォーム前のトイレ。
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG5364.jpg)
小便器と和式便器のある、昔ながらのトイレです。
手すりをつけて、大切に使っていらっしゃいましたが、
入院しているお母様が帰ってこられるタイミングで、
より不自由のないトイレにしたいとのことでした。
和式便器は、慣れていても、
年を重ねるごとに使いづらくなってしまいます。
また、古いタイル貼りのトイレは
冬にはとても寒くなり、危険なことも。
万一、介護が必要になれば、
介護する側が腰を痛める危険性や、後始末のしづらさもあります。
今回は、それらの不安要素を取り除き、
ご年配の方でも使いやすく、お手入れしやすいトイレへと変身させました。
まずは外観。
Before
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG5336.jpg)
After
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG6169.jpg)
トイレのドアは、何かあったときに開けやすいように外開きが一般的です。
内開きだと中で人が倒れていると、開くことができません。
ただ、こちらのお宅のように、ドア前の廊下に十分なスペースがない場合、
通常の外開き戸にすると、廊下の壁にあたってしまい、完全に開くことが難しくなります。
そこで、今回は「スライドインドア」を採用。
開けた時に、ドアの一部がトイレ内に入っているのがわかりますか?
スペースがない場合でも、ドア幅を確保することが可能です。
続いて内観です。
before
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG5364.jpg)
After
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG6170.jpg)
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG6172.jpg)
明るくて、広々としたトイレに生まれ変わりました。
もともとのスペースの内側に、新しく壁面をつくったので、冬の寒さも和らぎます。
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG6173.jpg)
しっかりとした手すりが入口から続いているので、
体が不自由な方でも安心してお使い頂けます。
まだ元気だから、と使いづらいトイレのまま使用していると
いざという時、困ってしまうかもしれません。
特にトイレは、毎日、何度も使う場所です。
老後に備えたリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?
BEFORE 施工前
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG5364.jpg)
AFTER 施工後
![](https://www.iro-co.net/wp-content/uploads/2020/09/CIMG6171.jpg)
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