🎺【第2回】浜松市の管楽器リユース&修理ショップ新装工事(解体工事・左官工事・電気水道工事)
特注家具の下地補強、電気配線・水道配管・左官工事、そして床200mmかさ上げ工事まで
浜松市で進行中の、管楽器修理・販売・リユース専門店の新装工事レポート第2回です。
今回は、前回の「施工前・レイアウト確認編」から一歩進み、実際の工事が動き始めた現場の様子をご紹介します。
店舗が完成するまでには、多くの業種の職人さんが出入りしながら、段階的に空間をつくり上げていきます。
その中で、今回は 電気・水道・左官・解体・下地補強・床上げが進行した濃い内容の工程となりました。
■ まずはライフラインの整備:電気配線工事
店舗づくりで最初に動くことが多いのが電気工事です。
照明・コンセント・スイッチ類に加え、
今回は
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修理用カウンターの作業灯の確保
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楽器を美しく見せるスポットライト
など、管楽器店ならではの照明計画が重要になります。
天井裏や壁の内部に配線を通すため、この段階で電気工事を行うことで、後の内装がスムーズに進みます。

■ 同時進行で水道配管工事もスタート
修理スペースでの「洗浄」や「部品洗い」に必要な水廻りも、このタイミングで配管を確定します。
今回の店舗は既存位置の制約があり、
排水の勾配を確保するために床を200mm(20cm)上げる必要があることが判明。
そのため水道屋さんとレベル(高さ)調整をしながら、
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給水
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排水
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掃除用の水栓
などの位置を決めていきました。

■ 床を200mmかさ上げして配管スペースを確保
水廻り配管を通すため、
今回は**床を200mm上げる「床組み工事」**を採用。
二重床のように根太を組み、配管経路を確保しながら、高さを一定に調整していきます。
管楽器の修理作業では繊細な動きが多いため、最終的に床がしっかり水平になることはとても大切です。

■ 壁の解体と下地補強(特注家具取り付けのため)
続いて、特注ディスプレイ家具を取り付ける壁面の工事へ。
重い楽器を展示する棚や、しっかり固定したいカウンターを設置するため、既存壁では強度が足りない部分があり、該当箇所を慎重に部分解体しました。

内部の木下地を組み直し、家具の位置に合わせた補強材の追加を行います。

■ 壁補修の仕上げは左官職人さんが担当
もともとの壁があった部分や水廻りが解体されたままの状態で
配管・配線を通すために開けた部分を埋め、
次の造作工事に適した下地に整えるため、丁寧にコテで平滑に仕上げていきます。
左官工事が入ることで、
「新品の壁」と同等レベルまで復元できるため、
仕上がりの美しさに大きく影響します。

■ 今回の工程まとめ
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電気配線工事で照明・コンセントの位置を確定
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水道配管は排水勾配のため床の200mmかさ上げと同時進行
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配管スペースを確保した上で床組みを施工
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特注家具用に壁を部分解体し、しっかり下地補強
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左官工事により壁の下地を美しく復旧
ひとつの店舗が完成する裏で、
多くの職人さんが入り、順序良く工事を進めている様子が伝わる工程となりました。
♪【第1回】浜松市で管楽器修理・販売・リユースショップの新装工事がスタート!施工前の店内と配置確認の様子を公開
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- POSTED:2025.12.12 Friday
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