【リノベ実録】パナソニック「いろりダイニング」の感動と「予算増の罠」を徹底解説!ショールーム訪問で後悔しないための
先日、リノベーションをご依頼いただいたクライアントK様と、水回り設備のショールームへ同行させていただきました。キッチンはパナソニック、お風呂はTOTOへ。
結果からお伝えすると、やはりショールームへ行くことは、リノベーションの成功に欠かせないと再認識しました。しかし同時に、「ショールームの甘い罠」にハマり、予算オーバーしてしまう危険性も痛感した一日でもありました。
今回は、特にK様ご夫妻が心奪われたパナソニックの革新的なキッチン「いろりダイニング(Irori Dining)」の感動体験とともに、ショールーム訪問の重要性と、予算を守るための具体的な注意点をご紹介します。
衝撃の出会い!パナソニック「いろりダイニング」の魅力
K様ご夫妻のキッチンに対する希望は、「家族や友人と一緒に料理を楽しめる空間」でした。従来のキッチンカウンター越しの会話ではなく、もっと一体感のある場を求めていらっしゃいました。
そこでパナソニックのショールームで出会ったのが、まさにその理想を形にした「いろりダイニング」です。
「作る人」と「食べる人」の境界線が消える
「いろりダイニング」の最大の特長は、文字通り囲炉裏のように、テーブルを囲んでみんなで調理と食事ができるスタイルにあります。
一般的なアイランドキッチンとダイニングテーブルが一体化したものではなく、IHヒーターがテーブルの中央に組み込まれ、そのIHヒーターがキッチン側からもダイニング側からも操作できるようになっているのです。(対面操作マルチワイドIH)
K様ご夫妻と展示を囲んだとき、私も感動で鳥肌が立ちました。
「これなら、奥様が一人でキッチンに籠もる必要がない!」
「お鍋やチーズフォンデュはもちろん、ホットプレート感覚で焼きながら、できたてをすぐシェアできる!」
まさに、作る人と食べる人の役割をなくし、誰もが自然と会話に参加できる「コミュニケーションの場」としてのキッチンでした。静音設計のレンジフードや、多方向からアクセスしやすいシンクなど、細部にわたる工夫も、その空間の魅力を高めていました。
K様ご夫妻の目がキラキラと輝き、「これだ!」という直感を共有できた瞬間は、同行した私たちにとっても忘れられない感動体験となりました。
【必須】なぜショールームへ行くべきなのか
ネットやカタログで十分と思われる方もいますが、実際に足を運び、触れることには大きな価値があります。
- リアルな使用感を掴む
- キッチンの高さ、シンクの深さ、お風呂の浴槽の跨ぎやすさなど、カタログの数字だけではわからない体へのフィット感を確認できます。K様も実際に浴槽に入り、高さを確認されていました。
- 実物の色・質感を確認する
- 特に扉や床の色は、照明や素材の質感で大きく印象が変わります。思っていた色と違う、という失敗を防げます。
- 革新的な商品の存在を知る
- 「いろりダイニング」のように、リノベーションで叶えたい新しいライフスタイルを提案してくれる商品に出会える可能性があります。
【要注意】予算オーバーを防ぐためのショールーム攻略法
しかし、ショールームはメーカーの最高のプレゼンテーションの場です。魅力的な商品ばかりが並び、オプションの誘惑も多いため、何の準備もなく行くと予算を大きく超えてしまう「甘い罠」が潜んでいます。
K様ご夫妻も「いろりダイニング」に一目惚れしたことで、当初のキッチン予算を再検討することになりました。
予算オーバーを防ぐために、ショールーム訪問前に必ず押さえておきたい3つの注意点をご紹介します。
1. 予算は「総額」と「設備別上限」を明確に伝える
アドバイザーに案内してもらう際、必ず以下の予算を具体的に伝えましょう。
- リノベーション全体の総予算
- 今回の設備(キッチン、お風呂など)の上限金額
具体的な予算を伝えないと、どうしても高グレードな商品を勧められがちです。「対面操作IHは魅力的だけど、予算の関係で標準のIHとの差額を知りたい」など、予算内で収めるための優先順位と代替案を相談しやすくなります。
2. 「マスト機能」と「あればいい機能」を分けておく
ショールームに行く前に、ご家族で話し合い、商品の優先順位を明確にしておきましょう。
項目 | K様ご夫妻の例 |
マスト(必須) | ・食洗機(大容量) ・手入れの楽なレンジフード ・家族の会話が途切れない配置 |
ウォント(あればいい) | ・対面操作マルチワイドIH ・自動で開く食洗機の扉 ・BGM機能付きダウンライト |
「マスト」の条件がクリアできれば、予算がオーバーしそうになったとき、「ウォント」の機能を諦める決断が容易になります。
3. 早めの時期に行くことでプランを調整する
プランや見積もりが確定してからショールームに行くと、気に入った商品に出会った場合、**変更にかかるコスト(追加工事費など)**も大きくなります。
リノベーションの早い段階でショールームに行き、ご自身の「理想」と「予算」のバランスが取れる標準グレードを把握しておくことで、その後のプランニングをスムーズに進められます。

↑私共はイメージパースにてしっかり完成予想のイメージをクライアントと共有し
完成予想図に沿った色柄の確認を主としてショールームへ足を運びます
ショールームは、リノベーションの夢を膨らませてくれる最高の場所です。K様のように理想のキッチンに出会える感動もあれば、予算という現実と向き合う必要もあります。
事前の準備をしっかり行い、「感動」と「現実」のバランスを取りながら、後悔のないリノベーションを実現しましょう!

- POSTED:2025.10.21 Tuesday
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